疲れにくい体になりたいなら、栄養ドリンクはNG!
疲労が溜まってしまった時についつい手が伸びる栄養ドリンク。
みなさんも一度や二度はお世話になったことがあるのではないでしょうか?
ですが、栄養ドリンクには疲労回復効果がないばかりか、ますます疲労を溜め込んでしまう恐れがあるんです。
現代人の疲労の原因は栄養不足などではなく、活性酸素による酸化ストレスです。
栄養ドリンクには酸化ストレスを軽減する成分は一切含まれていません。
栄養ドリンクを飲むと、「即効で効いた!」と感じる方もいらっしゃるでしょうが、それは栄養ドリンクに含まれるカフェインと微量のアルコールの影響です。
ご存じのようにカフェインには覚醒作用があり、目が覚めます。
また、アルコールを飲むと高揚感を感じます。
つまり、カフェインと微量のアルコールの力で一時的に“疲労感”を感じなくなっただけで疲労自体は全くとれていないんです。
これはまさに“疲労の先送り”。
疲労を感じるたびに栄養ドリンクのお世話になっていると、どんどん疲労が蓄積して、果ては突然死なんてことにもなりかねません。
疲れにくい体になるためには栄養ドリンクではなく、良質な睡眠と適切な食事が必要です。